香港名物6代目☺ピークトラム誕生!!
香港名物の1つであるピークトラムが、約半年の長期的なリニューアル工事を終え、2022年3月5日、6代目ピークトラムが正式にテスト運行されました。


香港のピークトラムは、世界でも古く有名なケーブルカーの1つです。 1888年5月のオープン以来、香港の金融区セントラルと山頂の間で運用されてきました。線路の長さは1.4キロメートルで、勾配は6〜26度、海抜48メートルから396メートルの間を往復します。数世代にわたる進化を経て、初期の石炭蒸気ボイラーから最新世代の超高効率電子制御システムへと進化しました。

5代目のピークトラムは1989年9月20日に就航し、2021年6月27日に廃止されました。5代目のピークトラムは、2両編成の最初のピークトラムで、初のマイクロコンピューター制御の電気駆動装置使用で、波型のプラットフォーム設計を採用しました。重量は19トンを超え、1億3800万人の乗客を運搬しました。 32年以上にわたり、1997年のピークタワーとピークトラムターミナルの再開発、2007年の4つの中間停車場とガーデンロードピークトラムターミナルの再建、ピークの開通など、さまざまな開発が行われた世代でもありました。5代目ピークトラムの1つは、引退後ケネディロードの線路脇に展示されています。

6代目のピークトラムのボディは、3代目(1948-1959)と4代目のピークトラム(1959-1989)に敬意を表して、象徴的な「ピークトラムグリーン」で特別塗装されています。 5代目のトラムは定員120人でしたが、6代目は定員210人。世代を超えたモダンでクラシックなデザインを継承すると同時に、幅の広いドアとバリアフリーのデザインで、障害者にも優しい設計です。また、大パノラマ窓ガラスで車窓から香港の景色が楽しめます。

香港にお越しの際には、是非ピークトラムから香港の街並みをお楽しみください。