香港のクリスマス 九龍 チムサーチョイ編
12月に入って街がキラキラしている香港です。香港は長らくイギリスの統治下にあったのでクリスマスは祝日であるなど西洋の文化が今でも色濃く残っています。西洋と東洋が混ざった香港のクリスマスをお届けしたいと思います。
最新アートやカルチャーの発信地!香港に巨大モール「K11 MUSEA」
赤いカルティエのクリスマスツリーが100m先からも目立ちます。10階建ての施設内には、ファッションブランドからスーパーマーケットまで、多様な店舗が出店しており、レストランや映画館、劇場、アートギャラリーなども併設されている。レストランで味わえる食事は、日本料理、西洋料理や中華料理、韓国料理などバラエティ豊かです。

続いてペニンシュラホテル。シャネルのイルミネーションがとっても美しいです。
1900年代の香港の市街地は中環地区で、尖沙咀地区は田舎町の雰囲気を残したままでした。1910年に九広鉄路が完成し、現在の尖沙咀側のスターフェリー乗り場付近に駅が設置されました。駅の目の前に埠頭があり、ヨーロッパからの船も停泊するため、海と陸の玄関口を合わせ持つこの場所こそホテルを建設する場所にふさわしいと考えた香港&上海ホテルズの創業者のひとりであるエリス・カドゥーリーによって、1922年に建設が始まったのが始まりです。
第一次世界大戦後の混沌とした時代の中で、香港のランドマーク「ザ・ペニンシュラ香港」は1928年に創業。
今では世界10都市に展開するペニンシュラホテルのフラッグシップホテルでもあります。
2013年に大規模な改装を終え、最先端の設備を誇るホテルに生まれ変わりました。
歴史とモダンさを兼ね備え、長きにわたり香港トップの座に君臨しています。

ヘリテージ1881 水上警察跡地 今年も大掛かりなクリスマス飾りがそびえ立っていました。
尖沙咀のスターフェリー乗り場の真ん前、ハーバーシティの隣、ペニンシュラホテルの2軒隣。こんな好立地な場所に水上警察の本部がここにありました。敷地内には消防局、馬舎、時間球塔(時計台)、煤氣燈(ガス灯)などたくさんの歴史的建造物があります。水上警察署跡地付近は随分と長い間リノベーションされていましたが、まず【1ペキンロード(北京道1號)】 が2004年にオープンしました。高級レストランや高級ブランドショップが入る商業ビルです。そして2009年ににオープンしたのが【1881 Heritage】。カルティエ、ショパール、ピアジェといった超高級ブランドがたくさんはいっているショッピングエリアと高級レストランとホテルが集まった商業施設になりました。
