贅沢な上海蟹の季節到来しました💛

待ちに待った上海蟹の季節がやってきました!
秋風賞菊 左手持蟹 右手挙杯 朋友団欒
「菊の花が咲き誇る頃 左手には旬の上海蟹、右手の酒杯は紹興酒 親しい友と和気藹々」と中国で詠われているほど、上海蟹は秋の代名詞です。
上海蟹とは上海の淡水でとれる蟹で、正式にはチュウゴクモクズガニと言います。
現地では大閘蟹(ダージャーシエ)と呼ばれていて、日本と同様に中国でも蟹は高級品とされています。この上海蟹は養殖も盛んで、特に陽澄湖(ようちょうこ)産の物が最も高級とされています。
上海蟹は6月に脱皮し、水が冷たくなる9月下旬から身が締まり始め、風味が増します。 9月から10月は産卵前で卵を体に持ったメスがおいしくなる時期。 また11月になるとメスは味が少し落ちる代わりに、ゼラチン質のオスがおいしくなります。
メスとオスの違いは下の写真の通り、お腹の形と爪の大きさですぐに見分けがつきます。オスの方が爪が大きく、お腹に三角があります。

なんといっても、黄色いねっとりとした蟹みそがとっても美味しいんです。
秋になると毎年恒例で上海蟹コースを頂き、季節の移り変わりを感じています。
特にオスの上海蟹は冬に備えて脂肪をたっぷり蓄えるので、コラーゲンが豊富。美容にも大変効果的です。
11-12月は気温が20度前後まで下がるので香港で過ごすのには一番良い季節です。厳しい香港の隔離検疫が解除された際には、是非秋の香港を楽しみにいらいしてください。